真岡鉄道、モラルのない撮り鉄に「もう来ないでください」
栃木県を走る真岡鉄道は、4月初旬、桜と菜の花が咲く中をSLが走る姿が撮影できる鉄道として多くの撮り鉄が訪れるそうです。
しかし、違法に敷地へ侵入し、菜の花を踏みにじって電車を撮影していたいわゆる「撮り鉄」に向けて真岡鉄道がFacebookで「もう来ないで下さい」と警告しているそうです。
その場所に咲いている草花を痛めて写真撮影をすることはマナー違反を通り越して、腹立たしくなります。「写真」はまさに、「真を写す」のですから、その場所の現状を変える写真は撮る意味がありません。
また、先日、北斗星やカシオペアのラストランのホームの様子をテレビの中継で見ました。
ホームからあふれそうな人たちがとても危険に見えました。将棋倒しにもなったら、ホームに転落しそうな人もいました。
よりよい場所で列車を撮りたいと言う気持ちは分かりますが、でももし事故が起きてしまうと、カメラ撮影の人はホームに侵入禁止というような状況になってしまったら元も子もないと思います。
今、鉄道がブームになっています。女性の鉄道ファンである「鉄女」も現れています。走る列車には、郷愁を感じます。特にSLが走っているとなるとなおさらです。
「撮り鉄」「乗り鉄」などが鉄道に乗ることで、鉄道会社や地方の観光が活性化している現実もあります。
大好きな鉄道をもり立てるにはマナーを守っていくことは最低限必要なことだと思います。