三菱自動車、燃費試験で不正行為 4車種の生産・販売を停止
「不正は燃費試験の際、タイヤなどの抵抗の値を意図的に低く設定し、燃費が実際よりよく見えるようにしていた…」と報告したそうです。
よりによってタイヤの抵抗の値を操作するなんて事故に直結してしまう事案です。
この企業には使用者の安全を守る意識が足りていません。
燃費だけでなく企業倫理をも疑ってしまいます。
2000、2007年のリコール隠しのことは今でも覚えています。
マイナスイメージを払拭するにはとても長い時間がかかります。三菱が三度目の正直ならぬ、二度あることは三度あるになってしまいました。三並びのしゃれにもなりません。
これまで三菱というブランドで安心して商品を購入したことがあります。
でも、このようなことが続くと、三菱自動車以外の「三菱」と名のつく企業へのイメージも下がってしまいます。
さらに、供給をしていた日産自動車のイメージも下げてしまうことになってしまいます。
これで日産との提携も解消されるでしょう。企業内での危機管理能力が不足するような企業の姿勢があるのでしょうか?
また、今の三菱自動車に魅力のある自動車がありません。開発者たちに大企業ならではのあぐらをかく体質、あるいは奢りが合ったのかもしれません。
さらに、直接には関係が無いかもしれませんが、三菱の開発した日本初のジェット旅客機「MRJ」。にも不安が広がってしまいます。
せっかくの明るい話題をもかき消してしまいそうな今回の事件だと思います。