三菱自動車、燃費試験で不正行為 4車種の生産・販売を停止
「不正は燃費試験の際、タイヤなどの抵抗の値を意図的に低く設定し、燃費が実際よりよく見えるようにしていた…」と報告したそうです。
よりによってタイヤの抵抗の値を操作するなんて事故に直結してしまう事案です。
この企業には使用者の安全を守る意識が足りていません。
燃費だけでなく企業倫理をも疑ってしまいます。
2000、2007年のリコール隠しのことは今でも覚えています。
マイナスイメージを払拭するにはとても長い時間がかかります。三菱が三度目の正直ならぬ、二度あることは三度あるになってしまいました。三並びのしゃれにもなりません。
これまで三菱というブランドで安心して商品を購入したことがあります。
でも、このようなことが続くと、三菱自動車以外の「三菱」と名のつく企業へのイメージも下がってしまいます。
さらに、供給をしていた日産自動車のイメージも下げてしまうことになってしまいます。
これで日産との提携も解消されるでしょう。企業内での危機管理能力が不足するような企業の姿勢があるのでしょうか?
また、今の三菱自動車に魅力のある自動車がありません。開発者たちに大企業ならではのあぐらをかく体質、あるいは奢りが合ったのかもしれません。
さらに、直接には関係が無いかもしれませんが、三菱の開発した日本初のジェット旅客機「MRJ」。にも不安が広がってしまいます。
せっかくの明るい話題をもかき消してしまいそうな今回の事件だと思います。
被災地が困る「ありがた迷惑」な物とは
「千羽鶴・古着・生鮮食品は要りません」 被災地が困る「ありがた迷惑」な物とは
というニュースを見ました。
被災した方たちへ自分の気持ちをなんとかして届けたいと思うことはとても尊いことだと思います。
しかし、相手のことをよく分からないで送ってしまうことがかえって迷惑になってしまうということはとても残念に思います。
寄せ書きや色紙、千羽鶴などは届けられてしまうと当事者たちにとって捨てづらいものになってしまうということは想像つきます。
古着は、やはり新しい物が欲しいのは当然だと思います。
被災地のコンビニやスーパーマーケットの棚に何も無くなってしまっている様子のニュースを見ると、生鮮食品を送ってあげたい気持ちになります。
でも、現地に届く前に「生鮮」では無くなってしまうかもしれません。
では、送っても迷惑にならずに喜ばれるものは何かと考えますと、やはりお金が一番だと思います。
直接、現金が届けられなくとも、口座に振り込まれていればお金ですから腐ることも無く、使いたいときに使うことができます。
また、「一時的な感情で小口の物資を送っても被災地の負担とゴミを増やすだけ」との意見にはがっかりとしますが、被災地の担当者の受け入れや保管、開封、梱包材の処分などの手間を考えれば、なるほど好き勝手に送ることは控えようと思います。
被災されている方たちが本当に何を欲しているのかを特に報道の方々は力を入れ取材していって欲しいです。
真岡鉄道、モラルのない撮り鉄に「もう来ないでください」
栃木県を走る真岡鉄道は、4月初旬、桜と菜の花が咲く中をSLが走る姿が撮影できる鉄道として多くの撮り鉄が訪れるそうです。
しかし、違法に敷地へ侵入し、菜の花を踏みにじって電車を撮影していたいわゆる「撮り鉄」に向けて真岡鉄道がFacebookで「もう来ないで下さい」と警告しているそうです。
その場所に咲いている草花を痛めて写真撮影をすることはマナー違反を通り越して、腹立たしくなります。「写真」はまさに、「真を写す」のですから、その場所の現状を変える写真は撮る意味がありません。
また、先日、北斗星やカシオペアのラストランのホームの様子をテレビの中継で見ました。
ホームからあふれそうな人たちがとても危険に見えました。将棋倒しにもなったら、ホームに転落しそうな人もいました。
よりよい場所で列車を撮りたいと言う気持ちは分かりますが、でももし事故が起きてしまうと、カメラ撮影の人はホームに侵入禁止というような状況になってしまったら元も子もないと思います。
今、鉄道がブームになっています。女性の鉄道ファンである「鉄女」も現れています。走る列車には、郷愁を感じます。特にSLが走っているとなるとなおさらです。
「撮り鉄」「乗り鉄」などが鉄道に乗ることで、鉄道会社や地方の観光が活性化している現実もあります。
大好きな鉄道をもり立てるにはマナーを守っていくことは最低限必要なことだと思います。
“働き女子を支える理想の男性” ランキング
働く女性2000人を対象に行った「働き女子を支える理想の男性」ランキングというものが発表されました。
まさに時代を反映しているランキング調査です。
いまやイクメンブーム。男は働くだけでなく働き女子を支えるということですね。
以下がそのランキングです。
1位:玉木宏(23.2%)
2位:ディーン・フジオカ(23.0%)
3位:唐沢寿明(16.9%)
4位:つるの剛士(15.3%)
5位:堺雅人(14.3%)
6位:鈴木亮平(13.0%)
7位:渡辺謙(12.8%)
8位:江口洋介(11.9%)
9位:谷原章介(11.8%)
10位:DAIGO(11.7%)
NHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公・あさの夫である新次郎役を演じた玉木宏は、一見ちゃらんぽらんなように見えて実は妻をもり立てる算段を妻には見えないところで行っていました。
五代友厚役のディーン・フジオカは、あさに想いを寄せながらも仕事上でフォローをして、さらに大阪の商業をもり立てようと奔走していました。対照的な動きの二人ですが、その根底にはあさを心から愛しているのでした。
ランキングの3位以下を見ると、同じように妻を愛していることが評価されているように思います。特に、DAIGOは、ひょうきんなことを言って妻を笑わせようと頑張っている姿がテレビからも分かります。
やさしいだけでなく、何か光るものがあることが「働き女子」に評価されたようです。
バドミントン選手が違法カジノ店で賭博をしていた問題
スポーツ界のイメージダウンになるような事件が続いています。
覚醒剤使用疑惑の清原容疑者の逮捕、読売巨人軍選手による賭博問題と、プロ野球界の不祥事が起きた矢先に、今度は男子バドミントン選手による違法カジノ賭博問題が起きてしまいました。
バドミントン桃田選手はいい生活、派手な生活をして、子どもたちに夢を与えたいというようなちょっと勘違いをしたインタビューを見ました。
試合中にもネックレスやブレスレットをつけて競技を行っていました。
確かにヒーローでしょうが、どうも日本人として似合わないし恥ずかしい気がします。
謝罪会見のときも、どこか他人事のような表情をしていて、自分の行ったことの重大さが分かっていないように感じました。
桃田選手は、単にアイドルとして騒がれているのを無邪気に楽しんでる子どものような気がしました。
※あくまでも個人的な見解ですm(_ _)m
田児選手は報道によると「何をやっても許される」という特権意識をもっていたようです。
監督からは海外でのカジノ通いを何度もとがめられていたと聞きましたし、他の部員を違法カジノ賭博店に誘った理由の一つは免許を持たない自分の運転手代わりだったことも分かったそうです。
田児選手の表情はテレビで見るとなにか凄みというか怖い顔をしているように見えます。
結果、後輩の選手たちに脅しをしていたかのようにも見えてしまいます 。
バドミントン協会からの処分は、田児選手が他の選手を引き込んでしまったのなら解雇も当然であろうと思います。
桃田選手はある程度の謹慎、研修の期間を経て、選手として復帰してほしいです。ただ、自らの行いでリオ五輪の代表を逃し、4年後の東京五輪までモチベーションを維持し続けられるでしょうか?
スポーツ界で起きる不祥事が子どもたちの夢を摘んでいくことを誰よりも選手自身がそのことを肝に銘じるべきだと思います。
とんねるず、視聴率5%で危険水域突入…テレビ局には「お荷物化」
「とんねるずのみなさんのおかげでした」は、「男気じゃんけん」「食わず嫌い王決定戦」「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」「きたなトラン」などが以前はおもしろかったのですが、清原を使い続けてきた問題、番組自体のマンネリ化、はちゃめちゃさの衰えたとんねるずなどで、最近は番組自体にキレ、活気が少ないように思います。
テレビ欄を見てチャンネルをあえて合わせようという気にならなくなっていました。
加えて、清原事件で、この4月でてっきり放送中止になるものと思っていました。
木梨憲武は、絵画やデザインなどで活躍しています。
石橋貴明は、木梨に比べて今は特に秀でたものが見つからないです。
石橋が若いときのはちゃめちゃさが消え、守りに入っています。
「石橋温泉」といった企画は彼自身の芸風に合っているとは思いません。
おじさんタレントとしては、物足りないのです。
疲れた感じが漂っています。
今は、とんねるずは若手を動かすプロデューサーのような雰囲気です。
ただ、石橋との絡みやイジリで再ブレイク、または大物タレントとして成功した人間は数知れずいるのも事実ですが、フジテレビは出演者に対して切れない理由でもあるのでしょうか?
「男気じゃんけん」は、出演者の問題やイジメにもつながるような内容があります。
フジテレビ全体が元気ないのに、問題のある企画を続けようとするフジテレビの姿勢にこそ問題があると思います。
NHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』
4月4日に始まったNHK連続ドラマ小説「とと姉ちゃん」が面白いです。
まず、宇多田ヒカルが歌う主題歌「花束を君に」がとてもすてきです。衝撃的なデビュー当時から歌詞がとても個性的で時代を映していました。今回の「花束を君に」は、宇多田自身も母親になり、静かな雰囲気で語りかける雰囲気の曲でオープニングにぴったりの感じがします。特に初めの歌詞がグッときます。
舞台は浜松だそうですが、染め物を干している櫓が上空から撮影されていてとてもきれいで迫力がありました。ドローンが使われているのでしょうか。
「とと姉ちゃんは」、開始早々、父親役の西島秀俊さんが結核で亡くなってしまいとても残念です。すでに「西島ロス」状態です。
3人の子役がとても演技が上手だったので、一ヶ月くらいはこのままでいってほしかったです。特に長女役の内田未来さんは台詞、表情の作り方がとても自然で良かったです。このドラマの特徴である丁寧な言葉遣いがとても新鮮に映ります。
「当たり前の暮らしがいかに大切か」という父の教えを守って生活して行く姿がとても今の時代でも新鮮に感じます。
「ありきたりの毎日を大切にし、家族のことを頼む」と父に頼まれたことを守り懸命に家族を守っていくありようが、今の時代の希薄になっている人間関係を見直すよい機会になると思います。
これから、また新たな登場人物が出てきますが、脚本家の西田征史さんがどう味付けをしてくかもとても楽しみです。